利用者の声


産前産後も在宅ワークだから続けられた!子育てをしながら活躍する校閲在宅ワーカー

産前産後も在宅ワークだから続けられた!子育てをしながら活躍する校閲在宅ワーカー

校閲 在宅ワーカー 山本 しのぶさん

共働き世帯が増えてきた現在、まだまだ女性にとって妊娠・出産はお仕事を続けるにあたって、大きな乗り越えなければならない課題が山積みです。そんな中、ますます注目をされているのが『在宅ワーク』『リモートワーク』といった働き方。

妊娠や出産をキッカケに「在宅で出来るお仕事が知りたい」「育児の合間にお仕事が出来たらな」と考えるようになった方も多いのではないでしょうか。

今回は、業務委託でありながら他のメンバーからの信頼もあり産休を取得し、現在0歳児のお子さんを子育てしながら活躍する校閲在宅ワーカーさんをインタビューいたしました!

在宅ワークだからこそ続けられる、産前産後も無理なく働くことができました!

校閲 在宅ワーカー 山本 しのぶさん

兵庫県神戸市在住。生後9ヶ月の息子さんと、ご主人の3人家族。結婚前は、作業療法士として病院にてリハビリテーションの専門家として勤務。大学時代に出版社で校正のアルバイトをしていた経験や、元々文章を書くことに興味があり退職後ライティングを学び、ライターとしてお仕事をしていた経験がある。現在は子育てをしながら在宅ワーカーとして活躍している。

【業務内容】
Webニュースの校閲作業

ニュース内の誤字脱字や文脈の誤りなどを見つけて指摘するお仕事。
1年365日休み無しで業務があり、5名のメンバーでジョブシェア。

校閲のお仕事を受けるようになったキッカケを教えてください。

病院でのお仕事を退職後、仕事でWEB制作に携わっていたことがありました。そこでエリアマイスターの代表 須澤さんと知り合い、エリアマイスターの存在を知りました。エリアマイスターの勉強会に参加した際に記事を書くお仕事があることを聞き、もともとライティングの仕事に興味があったので「やってみたいです」とお話ししていました。

その後お仕事を受ける予定だったのですが、同時期に妊娠していることがわかり、負担が少ない校閲のお仕事へお誘いいただいたのがキッカケです。

校閲のお仕事の流れを教えてください。

基本的に5人の校閲チームでお仕事をシフト制でまわしています。日付ごとに担当が決まっていて、前日の23時から担当日の23時までが自分が担当する範囲になっています。

毎月20日までに、GoogleスプレッドシートにNGの日を書き込んで申告し、シフトを組んでいただいています。産後は週1~2日と無理のない範囲でお仕事をお受けしている感じです。

担当日には、記事を校閲してGoogleフォームから先方に記事に問題がないか、修正が必要かを送ります。修正が必要な場合は、さらにそこからLINEで先方に修正箇所を伝えます。

チーム内でのやりとりは基本Facebookのメッセンジャーを使用していて、そこでその日どこの記事まで校閲したかを伝えて、次の人にバトンタッチするようになっています。

校閲のお仕事に必要なスキルはありますか?

ひとつの記事を校閲をするのに、大体1~3分ぐらいで出来るお仕事なのですが、短時間で集中しないといけないのでかなり集中力が必要なお仕事です。

文章を見るとついつい内容の意味を追いかけてしまいがちですが、そうすると文字の間違いを見落としてしまいがちです。なので、あまり内容は深く考えずに、文字の間違いを探すことに集中しなければいけません。

わたし自身、もともと文章を読んだり書いたりすることが好きだったので、たくさんの記事を読む校閲のお仕事に抵抗はありませんでした。

妊娠がわかったとき、お仕事への不安はありましたか?

正直、ありました。ちょうどお仕事が決まる直前で、妊娠していることが判ったので「お仕事、どうしよう」と不安な気持ちになりました。

すぐに須澤さんに相談したところ「そういう時こそ在宅で続けられるお仕事だから、是非やってみて欲しい!」と言われて、ホッとした気持ちになったのと、すごく勇気づけられました。

当時、非常勤で別のお仕事もしていたのですが、そちらがお休みの日は校閲のお仕事をして、妊娠中でも上手く両方のお仕事を継続することができました。

妊娠中のお仕事で困ったことや、良かったことはありますか?

妊娠中に困ったことは、あまりなかったです。

やはり悪阻などで体調が良くない日などはあったのですが、しんどくて立ち上がれない日があっても、外に出ないで出来るお仕事なので無理なく続けることが出来ました。

産後のお仕事復帰に対して不安に思うことはありましたか?

他のメンバーの皆さんの温かい心遣いもあってありがたいことに出産前から産休をいただき、産後4ヶ月から校閲のお仕事に復帰しました。産後は校閲以外にもライターのお仕事なども出来るかと思っていたのですが、そこまで手が回りませんでした。

とにかく思っていた以上に子育てが大変で、子どもが手のかかるタイプだったのと、産後の自分の体調が思うように戻らなかったこともあり、正直やっていけるか不安でした。

産前・産後で働き方の変化はありましたか?

シフトでも融通を利かせていただき、主に夫が休みの土日をメインに入れてもらうようにしてもらっています。1時間子どもをお願いして一気に集中してお仕事をやります。出来る限り、育児と仕事の時間を分けるように工夫しています。

夫がいない日に担当になることもあるので、そういった日は逆に家事と育児の合間を見つけて、細切れにちょこちょこ進めていきます。その日の状況に合わせて、お仕事のスタイルを変えるようにしています。

今の働き方のメリット・デメリットを教えてください。

やはり今の働き方のメリットは家で出来ることと、時間配分を自分でコントロール出来ることですね。このふたつは在宅ワークだからこそのメリットだと思います。記事1本に対する時間は短いので、育児の合間でも出来るので良かったです。

また、チームで働くことで、状況に応じて担当日や日数を調整していただけているのはとてもありがたいです。

デメリットとしては、その日の23時までにあがった記事は担当なので、どうしても起きていないといけないこと。まだ子どもが生後9ヶ月で夜まとまって寝ないので、睡眠時間が確保出来ないのが辛い時もあります。

子どもが成長し生活リズムが安定してきたら、ライターなど他のお仕事にもチャレンジしてみたいと思っています!

ワーカーをインタビューしてみて

はじめての妊娠出産で不安がありながらも「在宅ワークだからこそ出来る」と背中を押され産前産後もお仕事の継続を決意。

ジョブシェアという複数人でお仕事をシェアするスタイル、ワーカーさんへの他のメンバーからの厚い信頼もあり、業務委託でありながら産休の獲得が可能となった珍しい事例です。働き方や働く時間を自分で工夫することで無理なく産後も育児とお仕事の両立をされていました。

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