毎月第四水曜日に開催している、住まいの専門家による勉強会「住マイスター」。
第4回目となる今回のテーマは「専門家が考える、住まいのリラックス」

なんでイライラする？～イライラポイントからリラックスを考える

リラックスってつまりイライラを解消することなのでは？ということで。
まずは皆さんからイライラポイントをだしてもらうと、さまざまな意見が。

●何か集中しているときに電話がくるなど邪魔されることがイライラ
●散らかってるのがイライラ、でもボックスを買いに行ったり片づけたりする時間がない
●睡眠時間が少ないことがストレス。６～７時間は寝たい！だんだん無理がきかなくなってきた。
●「ボール遊び禁止」とかクレーム言ったもん勝ちな社会にイライラする。お互いをもっと尊重できればいいのに！
●つながりすぎて干渉しすぎるのもイライラする！ほどよい距離感がいいんだけど・・・
●仕事をしている女性がこんなに多いのに、地域の会合が平日の昼ってどーなのよ？

このあたりは、仕事と育児と家事を両立する主婦と同じような悩み。
では、その発散ポイントは？

●サッカー観戦で叫んでストレス発散！→子どもに怒る回数も減った！（負けたらイライラするけど）
●休日など時間が空いたときは子どもに使う！と決めたことが気分転換に。全然違うことを考える時間って大事！
●ドラマを見たり本を読んだり。非日常をちょっとでも味わう！
●ジムに通い始めた。お風呂でゆったり＆おじいちゃんおばあちゃんだらけの中でアイドルみたいな存在に（笑）
●学びに行くことが楽しい！自分が楽しむと家族にも優しくなれる気がする。
●女性ってやっぱり家族によって環境を変えざるを得ない部分もあるから、目標を捨てたら楽になった！
●掃除機で掃除した後は結構、スッキリする！

そして「こんな工夫をしているよ」というポイントも。

●香りに工夫している。空いた時間に、アロマを炊いてボーっとする
●音楽を大きな音で鳴らして踊る！子どもが小さいときは、幼児番組で踊る
●本（小説）を読む。お風呂や移動中の電車など家のリラックス空間じゃない場所で読むことに価値を感じている。

この中で皆さんから共通していたのは「狭くてもいいから自分一人の空間がやっぱり必要な気がする！」という意見でした。

女性のリラックスって、「ながら」でもできるのでは！？

女性って基本的に何かやりながら他のことをやるのが得意。
上に挙げられた工夫でも「何かしながら」という

すべて「ながら」でダイニングにすべて自分のものを詰め込んでしまった、という意見も。
逆に自分の感覚で「ながら」空間を作ってしまったけど、ご主人と息子さんにとっては過ごしにくい空間になってしまったという失敗もあったとか。
事前に行動パターンを聞いてご主人や家族を巻き込むような動線などを作ることも必要ですね！

お客さんに専門家としてできる「リラックス」に関する提案とは？

最後に、「どんな提案をお客様にしていますか？」という質問をしたところ。
自分自身が普段の生活の中でストレスを感じることがあるからこそ、それを解消する！という共感できる提案が次々と飛び出しました。

• 動線を考えて「なんで腰が重いのか」というポイントを探って、そこを解消！
• 折れ戸はあけるのが面倒で開けっ放しにしちゃう方も多いのでよっぽどリクエストがない限り入れない！
• いかに掃除を楽にできるか？を考える
• 誰にも干渉されないご主人が一人になれる場所を作ってあげる（狭くてもOK）
• 家族のものを一か所にまとめられるファミリークローゼットは便利！
• 椅子の高さでくつろぎも変わる！
• キッチンは広さよりパントリーが重要。備蓄スペース。たまっていくゴミの置き場も実は重要
• 話題の電磁波対策、もちろん健康のためもあるけど「お客さんが対策を行うことでで安心するというところが大事」
• 下駄箱は必ず下駄箱として使わなきゃいけないわけではない。住まいの使い方にルールはないよ、という提案も。

リアルな暮らしがすぐそばにあるからこそ。固定観念に縛られていないからこそ。
できる家づくりというのを皆さんの話から感じました。

女性専門家による「住まいの相談」始まります！

普通の主婦としてのリアルな視点も専門家としての視点も持ち合わせている参加者の皆さん。
こんな彼女たちにぜひおうちのこと相談してみたい！という方も多いのでは？

そこで。
エリアマイスターでは、女性専門家による女性のための住まい相談を始めます！

• なんとなく不便を感じるけど、その原因がわからずモヤモヤする
• 要望が曖昧だったため、うまく伝わらなかった
• 建て替えやリフォームを考えているけれど、誰に相談したらよいかわからない
• リフォームだとお金がかかりすぎる・・・・他に何かやり方があれば知りたい
• 業者にいきなり相談すると売り込まれそうで不安。まずはフラットで客観的な意見が欲しい。
• 男性を家に入れたり、いきなり相談するには、なんとなく抵抗がある

などさまざまな相談を承ります。

「ぜひ相談してみたい！」という方。こちらご覧くださいね！

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