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2018.10.06更新

住宅写真家から住まいの写真を撮るコツを学ぶ~第15回住マイスター勉強会開催報告

住宅写真家から住まいの写真を撮るコツを学ぶ~第15回住マイスター勉強会開催報告

住まいの女性専門家たちが集まる「住マイスター勉強会」のまとめ役、みゆう設計室の中川です。
9月26日、第15回住マイスター勉強会にて「住宅写真撮影講座」を開催いたしました。
念願の講座、とても勉強になりました。

講師は、住宅写真家、アサンテ・フォトの内城さん。

住宅の写真、インテリアの写真は人物などを撮る写真とは少し異なります。
住宅写真に特化して写真を撮るコツを教えていただきました。

建築的な竣工写真だけではない「暮らしを魅せる住宅写真」

アサンテフォトの内城さんは、趣味でも仕事でもカメラやデザインに関わっていなかったのですが、10年ほど前にお兄様からチラシデザインの仕事に誘われ写真を撮り始めました。当時よく撮っていたのが住宅展示場のモデルハウスの写真。

住宅写真を撮るようになってから次第に、もっとお客様に喜ばれる写真を撮りたい、と思うようになったそうです。

「家族をうつす竣工写真」を撮る仕事をしよう、と最初は個人のお客様をターゲットに、また住宅会社や設計事務所などにも営業してきましたが、その撮影スタイルで人気も高まってきています。

内城さんの写真の特徴は「暮らしを魅せる住宅写真」
主役は「住宅」であり、「家族」。

家だけではなく、そのときの家族の自然な暮らしの様子を撮ることで、クライアントさんからとても喜ばれるのだそうです。

女性向けのカメラとレンズの選び方

建築写真としての竣工写真だけを撮る場合とは異なり、家族の自然な暮らしの様子を撮ろうとすると、機動力が必要。
そうすると、レンズも本体も重い一眼レフだけで対応するのが難しいので、最近はミラーレスカメラも利用しているそうです。

特に住マイスターの会は女性の住まいの専門家ばかりですので、女性に一眼レフと広角レンズはかなり重い。
みなさんは仕事をしながらの撮影になると思うので、やはりミラーレスカメラを持つのが良いのではないかとお勧めしてくれました。

ひとつは持っていると良いという、広角レンズも数種類紹介してくれました。

カメラのオートモードの使い方

良い写真を撮ろうと思うと、カメラのいろんな機能を使い、できるだけオート機能に頼らずに撮る方が良いのでは・・・と思いがちです。
でも、シャッター速度を調整する「Sモード」、絞り値を調整する「Aモード」(それぞれカメラにより表現は変わります)などを使い、それ以外はある程度オート機能の中で最初に設定しておくと扱いやすくなるそうです。

とはいえ、今回の参加者は独学でカメラを使われる方、または初心者ばかりだったので、とりあえず、こんな使い方をすると良いよ、というアドバイスを頂きました。

みんなで撮影会をできたら使い方をもっと覚えられそうですよね。

インテリア、建物写真をうまく撮るには

建物の写真、インテリア写真をうまくとるには、水平垂直を抑えることが一番大事。
できるだけグリッド表示をするようにして、水平垂直をしっかり見て撮ること。
iPhoneの撮影でもグリッドモードがありますので、常に使用するのがお勧めです。

インテリア写真を撮ると庭が明るく、室内が暗すぎる写真になることがあります。
そのような写真の撮り方、明るさや画質など、カメラで設定できる機能についても教えていただきました。

夜景に関しては建物の壁の色がわかるくらいの夕方、日没から30分が勝負なのだそうです。

撮りたいものは、何なのか

内城さんの場合は、建築物を撮るだけではなく「家族の暮らしを写真に残す」ことが目的で写真を撮っています。

写真の構図や撮り方のセオリーはありますが、写真をうまくとるにはセンスが必要。
センスを磨くには、こんな写真が撮りたい、こんな写真が好き、と思う写真を見ることだそうです。

写真撮影の教本以上に、インテリア雑誌やインテリア写真集を見る方が勉強になりましたよ、と内城さん。

どんな写真が撮りたいか、というものによってカメラもレンズも撮り方も変わります。

今回の勉強会は「住まい」「インテリア」に特化してお話してもらったので、私たちが撮りたい「住まい」の写真撮影に一歩近づけたかもしれません。

最後に、旅の建築写真を

内城さんはカメラマンの仕事を始めてから奥さまとよく海外旅に出られています。
どちらかというと大自然の中を旅する方が好きで、建築写真は少なめだったようですが、今まで旅をした国の街の風景、建物、インテリアの写真を集めて紹介していただきました。

とても、素敵でした。

デンマーク、ノルウェー、スペイン、ボルネオ、韓国、アイスランド、ニュージーランド(私が覚えている限りですが!)

どこの街をみても、美しい。

日本の街は看板やのぼりが街の美観を損ねていますね。

自然体の家族の暮らしを写せるお人柄

内城さんの写真は、自然体の家族の姿を映しているのですが、ご家族が穏やかな気持ちになれるような撮影をしているのがよくわかりました。

とても素敵な、やさしい気持ちになる写真をたくさん見せて頂きました。

参加者のみなさんからの質問もたくさんあがり、撮影のコツを教えて頂き、また、仕事でも依頼したいなという声があがりました。

住マイスターメンバーの撮る写真がこれからグレードアップするのがとても楽しみです。
内城さん、参加して下さった皆様、ありがとうございました!

次回は住まいの女性専門家による間取り相談会」

住マイスターは、住まいの専門家の勉強会ですが。
一般の方も参加して頂ける会の中で間取り相談会があったらいいな、という声があがりました。

そこで10月の会は年に一度の特別企画!
「住まいの女性専門家による間取り相談会」を開催します。

間取りに限らず、住まいの悩みやこれからの家づくりをどうしたらよいか悩む方はぜひご参加ください。
最初に住まいの専門家からの「間取りの工夫」のお話会、後半は個別相談会を行います。
また、これから住まいに関わる仕事をしたい、という方の相談にもお答えします。
<詳細およびお申込みはこちら>
https://areameister.jp/event/20181024/

お気軽にお問い合わせください。

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