こんにちは　キャリアコンサルタントの幟建です。今年もあと2週間を切りました。
前回のコラムでは「来年の今、どうなっていたい？」1年後の自分を描くために今（過去）の「自分」棚卸をしながら来年一年の過ごし方を考えてみましょうというお話をさせて頂きました。
複数の役割を担う女性がスタートを切るタイミングは、いつも「今」です。今年の振り返りと来年の目標を考える時間を取ってみてくださいね。

2016年は「働き方改革元年」～来年はさらに新制度や法改正が続きます

アベノミクス第二ステージに入った2015年から政策のメインとされてきた「1億総活躍社会（みんな働いて！！）の実現。
「働き方改革元年」の2016年はテレワークの促進、（配偶者控除の廃止と夫婦控除への転換という抜本改革は見送られましたが）配偶者控除の見直し、これに加え、連日、新聞では「在宅ワーク」「フリーランス契約価格上昇」「副業促進」という記事が各紙に掲載され、新しい働き方や個人のキャリア形成の重要性が取り上げられてきました。
来年は「休みをとりやすくする」育児介護休業法の改正、有給休暇取得促進や長時間労働の抑制、男女雇用機会均等法の改正など労働に関わる新制度や法改正が続くようです。

「多様性を受け入れる、活かしあう」感覚がこれから必要に

社会は、これからもどんどん変化します。ますますこうしておけば大丈夫という枠がなくなっていきます。働き方もライフスタイルも多様化する現在。
主婦・お母さんが、育児・家事をしながら仕事もこなす。旦那さんも家事や育児に主体的に協力をする。終身雇用制度が崩壊するまでは、とても考えにくかった家族のカタチ。大げさかもしれませんが、将来、子供たちがグローバル社会で生きていく上で最も大事な「多様性を受け入れる、活かしあう」感覚を身に着ける機会になるのかもしれません。

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