ブログ
ママの働き方ブログ
2016.10.05
やりたいことは「見つける」んじゃなくて「見つかる」もの
ママントレ代表の須澤です。 2011年にママ起業家をIT面から応援する「ママントレ」の活動を始めてから、たくさんの働き方に悩むママたちに出会ってきました。
活動を始めてからほどなく「ママ起業」ブームが訪れて「好きなことを仕事にしよう」と動き始める人が増えてきたのですが、その一方で多く聞かれたのが「やりたいことが見つからない」という声。
どんなときでもできることは必ずある
よくよく聞いていると。 やりたいことが見つからないというよりも、「好きなことは趣味レベルだから、これを仕事にするのは難しいよね」「まだ子どもも小さいし」「仕事したくても見つからないしね」「前の仕事には戻れないし」と頭で考えて進めないという方がとても多いんです。
確かに趣味を仕事にするのはとても難しいし、子どもが小さいとできることも限られてきます。
ただそんな中でもできることは必ずあると思うんです。
たとえば、ハンドメイドが得意だったら、近所の友人で興味がありそうな人を招いて教室を開いてみる。 プレゼントで渡して反応を見てみる。 私がフリーランスでWebやチラシ制作を行うようになったきっかけは、5年前に近所の友人が開いた自宅サロンのチラシを作成したことでした。 そのときにものすごい喜んでもらえたこと、渡した人の反応がよかったことがきっかけで、徐々に仕事が来るようになり、現在の仕事につながっています。
やりたいことは「見つける」のではなく「見つかる」もの
それに。 「私はこれがやりたいんだ」と思っていたことも、実際にやってみると「なんか違う」と感じることだってあります。
「これは仕事じゃなくて趣味だから楽しかったんだ」そう思えることもあります。
実際に、仕事をしていくうちに「私は本当はこういうことがしたかったんだ」と徐々にシフトチェンジしていく人を何人も見てきました(実は私自身もそうです)。
これは、頭で考えるだけでは絶対に気が付かないことです。
よく「自分らしさ発見セミナー」などもありますが。 やりたいことは「見つける」のではなく、いろいろと試して考えた先で「見つかる」もの。
だからこそ大事なのは、「私にこれは向いてない」「これは私にはできない」などとはなから決めつけず、とりあえず試してみること。
きっと試したその先に、答えはあるのだと思うのです。
「誰かに話す」ことも有効な手段
それでもどうしてもやりたいことが見つからない・・・という方は。
そんな気持ちを、自分をよく知る人や信頼できる人にぜひ話してみてください。 「そういえばこういうこと得意だよね」 「これやってるときイキイキしているよね」 と自分では気が付かない強みを教えてくれる場合もありますし、人に話すことで自分がどうしたいのか、自ずと頭の中の整理もされてきますよ!
これからやりたいことを探すのではなく、今自分にできることを活かしてほしい。
出産後、「私のやりたいことはこれだ!」と資格をとって仕事につなげている方もたくさんいらっしゃいます。
それが本当にやりたかったことなら、こんなに幸せなことはないと思います。 ただ、もしやりたいことを無理に探すくらいならば。 これまでのお仕事など「今自分にできることを活かしてほしい」そんな思いでこのエリアマイスターを作りました。
実際仕事をしていただいた方からは、「私のスキルがこんな形で活かされるなんて!」という喜びの声が続々とあがっています。
「そういえば私、こんなことできたな」「これが得意」 思い浮かんだ方。ぜひエリアマイスターにご登録くださいね!