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2016.01.25
ニーズはすぐ近くにある。
先週の土曜日は第2回LED関西でした。
LED関西といえば。
昨年、ファイナリストに選出していただいたことで、エリアマイスターの今後を左右したといっても過言ではない起業女性のビジネスプランコンテスト。
コンテストといっても、優劣を決めるわけではなく、約30社のサポーター企業が「うちがあなたのビジネスプランをサポートします!」と手を挙げるスター誕生方式。
私も3社からサポーター賞をいただき、そこからたくさんのつながりを得ることができました。
今回も、
・乳がん患者専用のブラジャー
・障がい者やニートを雇用したカフェ運営
など身近な生活や自分の経験に基づいた強い思いが詰まった&女性ならではのプレゼンばかりで、心が揺さぶられました。
安倍政権が「女性の活躍支援」を謳っているのもあり、ありがたいことに「女性の支援をしたいんです」と言ってくださる男性、エリアマイスターに賛同くださる男性も増えてまいりました。
ただね。
その男性に、
「奥様は今、何をしていらっしゃいますか?」とお伺いして帰ってくる答えはだいたい
「うちの妻は事務だったんで・・・」「出産を機にやめちゃったけど、復職は難しいだろうなあ・・・」と。
「具体的にどんなお仕事ですか?」と詳しくお伺いすると「契約書の作成とか・・・」
契約書の作成!?
契約書を作るのが苦手で困っている個人事業主や中小企業は山ほどいますよ!!
つまり何が言いたいかというと。
「女性の支援」をマーケットとして捉えてしまっていて、一番身近で支援を待っている『奥様』『家族』の存在に気が付いていないことが多いんですよね。
自分自身のスキルを当たり前と思って気が付かないのと同じで、身近なことってなかなか気が付きにくいという。
実は先日、「女性のお悩み解決サイトを作りたい」と男性三名からお話あった際に、「それなら身近な奥様から悩み聞いてみましょう」と座談会を開いたのですが。
それまでほとんど聞いたことのなかった妻たちの本音に驚いたと同時に、「こういう方向性で」というのも見えてきたらしいです。
エリアマイスターだけじゃなくて、他の日用品・サービスなどについても同じことが言えるのかもしれません。
何に関してもやっぱりそれを経験している人が一番強い。
『ニーズはすぐ近くにある』
男性の皆様。ぜひ身近な女性の声も聞いてみてくださいね!