‘どうしたら良いのかなぁ’状態にそろそろケリをつけよう

こんにちは キャリアコンサルタント幟建(のぼりたて)です。

春らしい日が増えてきましたね。3月は卒業式卒園式、4月は入学式、入園式と
生活が切り替わる季節。しかし、実際は、ママにとっては早帰り・春休みに入り一旦、「母業」に落ち着き、新しい生活のスタートは、 新学期が始まってから…という方が多いのではないかと思います。

さて、今回は普段、コンサルティングの中でお話ししていることをお伝えしたいと思います。

‘書くこと’は、自分らしい答えを見つける手助けになる

私のコンサルティング・セミナーを受けた方は、きっと耳にしたことがあるフレーズ「書き出してください」。
どういうことか?というと。
「頭の中を整理し、考えていることを見直し、そしてまた考える」。 書き出すということは、このサイクルを生み出してくれる最強の方法です(と、私は考えています)。
もやもやする、どうしたら良いか分からない、何から始めたら良いのか分からないという‘はてな?’を具体的にしてくれます。

書き出せとはいうけど、何を書けば良いの???

今、キャリアに悩んでいるなら、これまでの経歴・得意なこと・苦手なこと・好きなこと・嫌いなこと・やりがいや達成感、爽快感を感じた出来事・やっていて楽しい趣味など。

自分は何ができて何が好きでどんなことに価値を感じているのか・どうなりたいと思っているのか?をなどなど書き出します。
書いている内に、
・頭の中が整理されやすくなります。
・考えていることを客観的にとらえやすくなります(視覚的にとらえられるので)。
・後で振り返ることができます。
書き出していくという行為自体に「考える」という行為が含まれるので、考えを掘り下げていきやすくなります。

「自分」と向き合う時間、作りましょう

「書くこと自体」、大変です。手が疲れます。
どう書き出せば良いか…分からず悩みます。
さて、書き出しは良いけど、「で、どうするん?」とまた悩み考えます。
なぜこれをやり始めたのかな?と、原点に返ります。
前に書いたことを読み返して、改めて考える機会にもなります。

「書き出す」ということは、自分に向き合って、落ち着いて考えるきっかけになります。
何かを始めたい・もっと良くしていきたい・現状を変えたいと、お考えの方。
是非とも「書き出すこと」を試してみてください。

おまけ
今日(2018年3月20日)の東洋経済オンラインで「道を究めた人は自分ノートを書いていた」という記事が出てきました。
一流選手がやっている「自分ノート」の紹介がされていました(子供にもオススメ!と)。
ここで紹介されている内容は、一流選手が「目標を達成する」「強くなる」ためのものなのですが、書くことのメリットそのものは同じ意味を持っていると思います。

次回は5月20日にコラムをアップします。
また覗きに来てくださいね。